鳥取東照宮(旧樗谿神社)慶安3年(1650年)創建

祭典・行事

春祭り

徳川家康公のお亡くなりになった4月17日が神事日に決められています。神事は、午前9時頃より鳥取市内の神社宮司6名で祭典が行われます。

権現まつり(秋祭り)

神事から神輿渡御、楽座楽市までの行事を総して「権現まつり」と呼んでいます。
10月第2土曜日を神事、日曜日を神輿渡御、第3土曜日と日曜日を概ね行事日と決めております。
神事は、春祭り同様に鳥取市内の神社宮司6名で祭典が行われます。

神輿渡御

神輿は、鳥取東照宮創建に合わせて日光東照宮より御霊を賜り担がれてきたと伝えられています。明治7年(1874年)に樗谿神社と改称され、東照宮神輿の解体をのがれましたが、神輿蔵の戸の前に杉の大木が植えられ、神輿を出すことを禁じたようです。2000年に創建350年祭として鳥取市民の総力で大名行列、神輿渡御の「権現まつり」が復興されました。神輿渡御は、京都神輿愛好会に奉仕してもらい、鳥取東照宮正面の階段を下す快挙を目のあたりにしました。

権現神輿会

2000年の祭り後には、鳥取神輿愛好会を結成し、鳥取だけでの神輿渡御ができるよう京都の祭りに参加し、神輿の縛り方等を習い、会員を募りました。鳥取市内の神社から神輿渡御をしたいとの申し出があり、各神社には氏子神輿会が結成され指導にあたりました。
現在の鳥取神輿愛好会は、氏子を持たないメンバ-が鳥取東照宮の「権現神輿会」、宇倍神社の「一の宮神輿会」、聖神社の「聖神輿保存会」、湯所神社の「湯所神輿会」の4団体で結成されています。
京都神輿愛好会とは、お付き合いが続いており、京都神社祭りの神輿渡御の奉仕に参加しております。
子供神輿は、鳥取東照宮に近い町内の小学生以下が保護者同伴で権現 まつりに参加しています。年々、子供の参加者が増え、樗谿の森に子供の声が響き「権現まつり」をにぎやかにしてくれます。